コロナに負けない「心」
コロナの感染・拡大がなかなか収束しませんね。
7月29日までの累計感染者数は33,505人。
大都市圏を中心に全都道府県が感染者増の状態で、累計は約1か月前の2倍前後の感染者数です。
コロナ感染者数は、5月25日の緊急事態宣言解除後に増加しました。
緊急事態宣言解除の大きな理由は「経済重視」。
これにつきますよね。政府の発表、各自自体の反応や対応を見ていても明らかです。
感染拡大を防ぎながら段階的に経済活動の再開を図る「出口戦略」を模索していますが、コロナ感染者数は最高記録を更新し続けています。
増加理由は「検査数増加」「夜の街で働く人など、自主的に検査を受けている人が増加」というもの。
増加理由としては理解できますが、感染者数の増加は(コロナがより身近な存在となっている感)がありモヤモヤとした気分になりますね。
早期のコロナ抑制には「経済重視」という建前を封印しなければ難しいでしょうが、生活を考えると経済活動との妥協点を見つける必要があります。
●コロナによるストレス
コロナ罹患・拡散を避けるには「マスク着用」「人との密な接触を避ける」「石けんやアルコール消毒液によるこまめな手洗い」が大切です。
過剰と思えるほどのマスコミ報道でも同様のことが言われています。
非常に大切なことです。絶対に対策してください。
しかし、コロナ問題で大きなストレスを受けるのも事実。
外出を控える、やりたいことをやれない、日常の暮らしの中で何かと制限を受ける機会が多い……。
マスコミが悪いわけではありませんが、毎日毎日放送されるコロナ報道も精神的に辛いものです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、不安やストレスを感じる方も多いでしょう。
マイナスのスパイラル
ある感覚に対して過度に意識するようになれば、その感覚がより過敏になります。意識すればするほど、不安になりマイナスのスパイラルにはまっていくのです。
そのマイナスな流れを断ち切るには不安を打ち消そうとするのではなく、まずは不安と共存する気持ちを持つことが大切です。
現時点では、新型コロナウイルスの感染拡大はコントロールできていません(できていないように見えます)。
ですのでコントロールできることに意識を集中するのです。
たとえば、
これまで後回しにしていたことをやる
資格の勉強を始める
好きなことに集中する時間を作る等。
なにかしらの行動で不安以外に意識を向けるのです。
コロナ問題が収束を見せずに長期化の様相を呈している現在、コロナによる身体的被害と同じくらい精神的健康にも配慮すべきです。
●コロナ収束後には
大丈夫、コロナ問題が落ち着いたら思う存分好きなことがやれます!
気持ちがコロナに負けてはいけません。
病は気から……という諺もあるように、予防策をしっかりした上で、やれる範囲でやればいいのです。
コロナ流行のいまこそ「逆転の発想」です。
再び歩き始めるのはもうすぐ。
この時間を大切に、趣味や習い事にプラスになる「何か」をつかんでください。
最近、ピアノを始める方。ジュニア英検(最近はネットでも受験ができる)にチャレンジしようとしている子供たち。
この機会に話し方講座でトークスキルを磨こうとしている会社員の方。夫婦で歌を習ってみる。
などこの2ヶ月、オンライン、直接レッスンも含めて様々な目的意識を持った方が尋ねてこられています。
これからの時代、先手必勝で自分の引き出しを増やすために準備するというのもいいんじゃないかなと思っています。
始めている方はもう既に始めています。
迷っている暇はない!とは、まさに今です!